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代表の今村です。一緒に「ねこのくにのおきゃくさま」を楽しみませんか?

15年以上前の写真であしからず

TEL       080-6358-9918

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 (代表:今村)

 

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下見記②

注意:この下見記は続き物です。

①を読んでいない人は、先にしたの①を読んでから

②にもどってね。

 

今日の一枚目の写真は、公演を終えて、

入り口で、観客に挨拶する

ねこのくにの王様と王女様です。

この王様がすごくうまいのよ~!

 

だから、作品はいったい、どうだったの?

感想は?もったいぶらずに、早くいえ~!

 

と、昨日は皆さまからのブーイング、嬉しく頂戴いたしました。

ほほほほ。

 

そう、感想は・・・

 

1時間半の舞台を見終え、会場の外に出た私は

駐車場へと向かいながら

あんこに電話をかけました。

 

どうだったか、感想を一番に伝えなくてはと思ったからです。

 

「もしもし、わたし」

 

「いーちゃん、お疲れ!どうやった?」

 

「よかった…、うん」

 

「あ~!! そうやろ!よかったやろ!よかったやろ~」

 

「うん、うん…」

 

「…うん、うん」

 

後は、涙、涙で、言葉が出ませんでした。

 

絵本が原作である、この作品の物語は

根底に「生きとし生ける者」すべての命への

深い問いを隠し持ちながらも

思った以上にシンプルで、とてもやさしいオペラでした。

 

まぎれもなく、子どもたちが観る、観られる作品だと

改めて確信しました。実際、会場には小学生の低学年の子も

沢山いましたし、コミカルな動きや、豊かな表情に

笑い声も、何度もあがり、軽やかに前半は展開していきました。

 

けれど、おきゃくさまが誰であったかがわかった後半は

がらりとドラマチックに。

饒舌で美しいピアノの調べにのせて

「違うから、共には生きられない」と歌う王に対し

「違うことはいけないの?違うから、好きになったの」と

澄みわたる歌声で問いかける王女の歌を聴きながら

私は、自分にびっくり。

悲しくないのに、いつの間にか頬を涙が伝っていたのです。

 

「お客様」たちが運んできた歌と踊りは

林光さんが愛した沖縄民謡をモチーフにした

楽しい動きと音楽です。

 

文字通り、ただ歌い踊るこんにゃく座の役者たち。

「お客様」役の役者の口を借りて

「私たちは、歌や踊り、音楽の楽しさを、まだ見ぬ仲間に

伝えるために、この世に生を受けた」と

歌っているのは、私には、天に召された林光さんの魂のように思えました。

 

福井の子どもたちにも出会ってくれた林さん。

 

日本中の、世界中の子どもたちに

音楽の楽しさを伝えるために生を受けた、

 

ひとりの作曲家の命が終わっても、

その作品はこうして、またたくさんの人々に愛される。

 

当たり前のようで、奇跡のようにすごいことだとも

思えてなりません。

 

私たちが子どもたちに届けたいものは何か。

 

これで、はっきりわかった思いです。

 

改めて、みんなで観たい!

そう強く思った愛知での舞台でした。 

 

そう!大丈夫だったの。 私の杞憂はからぶりに。

久しぶりに、出会った 大好きな作品でしたぁ!

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コメント: 3
  • #1

    みるみる (月曜日, 25 6月 2012 23:34)

    林光さんそのものなんですね・・・・
    早く観たいです(^^)/
    下見記有難うございました。
    手に取るようにわかりました!
    7月1日に大津へ「オペラ 森は生きている」行ってきます。
    以前 福井で「森は生きている」を公演した時 林光さん来られました。
    その時私の事覚えてくださっていて「なかなかおもしろかった!」とお声かけてくださいました・・・
    あんこどん、みやちゃん、いのべさん、いーちゃんのおかげです!!!
    ほんとにハードでソフトな方達です!!

    福井のプーサは熱くなりそうですね(^_-)-☆

  • #2

    まりちゃん (水曜日, 27 6月 2012 14:04)

    早く観た~い(^O^☆♪
    12月がますます楽しみになりました

  • #3

    ぷぷぷーさ (日曜日, 01 7月 2012 17:02)

    生の林光さんにあった人の一員として、私はプーサをもっとふやしていきたいです。

    そして林光さんの作品を観れるというのは本当にうれしいです!